こんにちは、かくてるです。ラブライブ、バンドリ、アイマス、ナナシス、声優個人名義でのライブなどにちょいちょい顔を出しています。
近年アニメコンテンツでもライブを行うものが急増してきており、オタクでも何かしらのライブに参戦するという機会が増えてきました。その中でやはり特徴的なのはペンライトやケミカルライトといったいわゆる”ヒカリモノ”。
そこで本稿では、
ライブに初参戦する!もしくは、何回か行ったり映像を見たけど何を振ればいいやら分からない...
という方に向けた情報をまとめていきたいと思います。
また、今回は"超"初心者向けの記事ということで、今現在でライブ初心者が行きやすい(と勝手に思っている)THE IDOLM@STER、ラブライブ!サンシャイン!!、BanG Dream!のライブにて使用できるかを表にまとめてみました。参考にして下さい。
(ジャニーズ系や乃木坂などの"キラキラな"ライブ現場では、今回取り上げたペンライトは全て使えると考えて良いです。参考までに。)
ただし、
いずれの現場においても現地に掲示されたレギュレーションを遵守してください。
レギュ違反を起こして退場させられても当方は一切の責任を負いません。
本稿では、先にまとめを載せてから下に詳細を書いていきます。気になったものがあったらリンクor目次からチェックしてみてください。
プロデューサー以外はキンブレ各種。安く済ませたいなら中華ブレード。
ボタン電池しか使えないプロデューサーはキンブレONE1Rほぼ一択。ボタン電池式のキンブレiLiteを買っても良いが、公式ペンライトと中身は同じなのでどうせなら担当のものを。
さあ、本題に入りましょう。数多の商品が世に出回っているので全てを取り扱うことはできませんが、有名どころは抑えたつもりです。名称,値段,対応色,仕様,アイマス、ラブライブ!サンシャイン!!、バンドリ現場で使用できるかをまとめた表,所感といった感じで進めていきます。また、いずれの商品もAmazon等のリンクを掲載していますので、気になったらポチっとしてみて下さい。
- 1.2019年の新商品”キングブレード各種”
- 2.格安”中華ブレード”
- 3.P御用達”MIX PENLa PRO”
- 4.軽くて持ちやすい”キングブレードiLite”
- 5.多機能”大閃光ブレード300”
- 6.4.2W超高輝度LEDで光れ!"Penla-UO"
- 7.3WのカラーLEDで光れ!"キングブレードMAX2"
- 8?純正ブレード
- 9.ケミカルライト
- 結局どれを買えばいいんだ!
1.2019年の新商品”キングブレード各種”
かねてよりキンブレの新商品が出るとの噂がされていましたが、ついに2019年春以降に新商品の販売が開始されました!画像の右から順に紹介していきます。
KING BLADEの新製品Lineupです。
— RUIFAN JAPAN LTD. (@RUIFAN_JAPAN) March 23, 2019
大変長らくお待たせしました。
間も無く発売です。#キンブレ #ルイファン #AnimeJapan2019 pic.twitter.com/lFUmPYdZYb
1.1 迷ったらとりあえずこれ買っておけばOK "キングブレードX10V"
予定価格:¥3600(+tax)
対応色:発光色無限大(公式より)(実際はRGB+Wの(2^8)^4=4294967296色)
仕様:単4電池×3使用
アイマス | ラ!サ!! | バンドリ |
× | 〇 | 〇 |
所感:下で紹介している今までのキングブレード(X10III)(以下キンブレ)は
このような特別な機器を使用してカラーチューニングをしていたのですが、赤外線通信だったために安定しなかったり、スマホの機種によっては反応しないなんてことがありました。
しかし!このキンブレX10V(と後述するキンブレONE1RB)はアプリからBluetoothで安定して接続,チューニングできるため上のような問題が解決しました。
また、事前に設定した任意の一色にいきなりジャンプすることができるホットボタンがついに(2019年の全てのラインナップに)搭載されました!推しの色にするも良し。皆で一斉に色替えをするときの色にするも良しですね。
それ以外のスペックは既存のものと同じですので光量や色合いに変化は見られません。一世代前キンブレIII同様、チューブに種類があり、
左(上)からキラキラと透明感のある光を放つ"シャイニング"、筒全体が綺麗に均一に光る"スモーク"、短めの"スーパーチューブ"などがあります。大半の人は一番左のシャイニングを使っていますが、個人的にスモークの光り方が好きなのでオススメです。
1.2単3電池で光る"キングブレードONE1"
予定価格:¥2000
対応色:チューニング可能(理論上はRGBWY(2^8)^5色)
仕様:単3電池×1使用
アイマス | ラ!サ!! | バンドリ |
× | 〇 | 〇 |
所感:面白い商品が発売されました。単3一本だけで光るということで持ち手が細くなり、複数本を片手で持ち(バルログ持ち)やすく、そして電池も少なくて済むので軽くなって(単3*1=23g/単4*3=33g)振りやすくなりました。ただ、正直他と比べて光が弱くなっています(ほんの少しですが)。
さらに、手元に色替えボタンがつきました!これによりキンブレ特有のブレードの尻まで手を動かして色を変える必要がなくなりました。個人的にはVの方もこの実装にしてほしかったです...
1.3ボタン電池で光る"キングブレードONE1R"
予定価格:ONE1R¥2000,ONE1RB¥2600
対応色:チューニング可能(理論上はRGBWY(2^8)^5色)(アプリの実装的にチュー ニング可能)
仕様:アルカリボタン電池(LR44型)×6使用!
アイマス | ラ!サ!! | バンドリ |
〇 | 〇 | 〇 |
所感:ついにアイマス現地でキンブレを振れる時代が来ました...ONE1RとONE1RBとの違いはカラーチューニングが赤外線かBluetoothか程度だと思われます。ただ、後述のMIX PENLaのようにボタン電池を指すだけでは光りません。別途
この専用のバッテリーユニットを購入する必要があります。
パッと見単3電池のスペーサーに見えますが、 コチラにあるように単3としてはつかえないようなのでやはり上のものを購入しないと使えないようです。
1.5旧定番”キングブレードX10III Neo”
値段:¥2980。実店舗で買うと+500以上することもあるので、Amazonなどの通販で安く買うことを推奨。
対応色:発光色無限大(公式より)(実際はRGB+Wの(2^8)^4=4294967296色)
仕様:単4電池×3使用
アイマス | ラ!サ!! | バンドリ |
× | 〇 | 〇 |
所感:いわゆるキンブレと呼ばれているもの。名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。2020年現在、最新のVが発売されたとはいえ、公式グッズ以外では旧型であるこれを振っている方が大半です。また、旧々型として
キングブレードX10II Neoもまだ購入できます。両者の違いとしては、カラーチューニングできるかどうかが挙げられます。iOS,Androidそれぞれの端末でアプリをインストールして、
カラーチューニングを行えば細やかな色の違いを調光により再現できます。
付属の送信機(上図)をブレードの受信部に当ててinstallすれば調光完了です。
上のようにコンテンツごとに分けて保存しておくと大変便利です。色をライブ中に変える際、使わない色の分ボタンを押すという愚行がなくせるので、必要最低限の色だけを搭載したペンライトを作れるというのはかなり便利です。
この機能を使わず、デフォルトの15色(RED→BLUE→WHITE→ORANGE→GREEN→PURPLE→PINK→YELLOW→LIGHT GREEN→LIGHT BLUE→LIGHT PINK→VIOLET→LIME→TURUQOISE→HOT PINK)で事が足りると思う方は安いX10IIを買うとよいでしょう。基本的にバンドリ、ラブライブは調光しなくてもいけます。調光できると便利なアイマスはレギュレーションの関係で現地で使用できないのが非常に残念ですが、LiveViewingでの使用は許容されているので、LVでの参戦を考えているならば買いでしょう。
光らせるとこんな感じ。先端まで満遍なく光っています。オタクなら持っておくべき一本。いや、2本は持つべき。
2.格安”中華ブレード”
値段:一本¥710~。正規キンブレの1/4、下手したら1/5くらいで買えてしまう
対応色:基本的に15色
(RED.BLUE.WHITE.ORANGE.GREEN.PURPLE.PINK.YELLOW.LIGHT GREEN.LIGHT BLUE.LIGHT PINK.VIOLET.LIME.TURUQOISE.HOT PINKなど)
仕様:単4電池×3使用
アイマス | ラ!サ!! | バンドリ |
× | 〇 | 〇 |
所感:どこの会社が作ったのか分かったものではないが、私は3本購入してみました。いずれも長さや型はキンブレと全く同じで、チューブを取り換えて、折れてしまったキンブレのチューブの代役をさせています。光量は流石に正規品よりかは少し劣りますが、先がほんの少し暗くなる程度で、
振っている分には違いは全く分かりません。周りの雰囲気に合わせてとりあえず何か振っていたいという方にオススメです。ぶっちゃけ調光しないのであればこれらを複数本買う方がn倍賢いです。中華ですがハズレは引いていません。なぜか一本は高速点滅モードが(元から)ありましたが(笑)
3.P御用達”MIX PENLa PRO”
終売してしまいました...
値段:¥2090(公式サイト)
対応色:レッド,エンジレッド,ローズ,ブルー,ライトブルー,アイスブルー,アクアブルー,イエロー,ライトイエロー,オレンジ,パッションオレンジ,ヤマブキオレンジ,グリーン,イエローグリーン,ライトグリーン ペパーミントグリーン,エメラルドグリーン,ピンク,ピーチ,サクラピンク,バイオレット,パープル,ラベンダーパープル,ホワイト。多いです。
仕様:アルカリボタン電池(LR44型)×6!!!使用
アイマス | ラ!サ!! | バンドリ |
〇 | 〇 | 〇 |
所感:プロデューサーの皆さん、お待たせしました。ようやくアイマス現地で使用できるペンライトが登場しました。こちらは下のリンクにあるようなボタン電池を使用しており、全長21.4cmですので、レギュレーションの25cm未満にも引っかかりません(今までに紹介したものは全て長さ25cm"以上"にひっかかります。いずれも25cmですので...)。そして軽い。また、対応色も24色と多く、タイプ別の色は勿論、運が良ければ担当アイドルのカラーを振ることもできます。
4.軽くて持ちやすい”キングブレードiLite”
値段:¥700~
対応色→1色のみ点灯可能。種類としては、
ORANGE,GREEN,BLUE,RED,PINK,YELLOW,WHITE,PURPLE,TURQOISE,BLACK,AQUA
があります。
仕様:アルカリボタン電池(LR44型)×3使用
アイマス | ラ!サ!! | バンドリ |
〇 | 〇 | 〇 |
所感:アイマス公式が販売している担当ごとのペンライトは、この商品をベースに作られています(公式での言及アリ)。公式のものよりほんの少し安いのでバルログ持ち↓
したい方は購入を検討してみると良いかもしれません。ただ、ライバー、バンドリーマー各位はわざわざこの商品を買う必要はないでしょう。光量もないですし、色替えが面倒すぎます。
それ以外での用途を考えると、
井口裕香(YELLOW)
小倉唯(PINK)
渕上舞(BLUE or AQUA)
Trysail(麻倉ももPINK,雨宮天BLUE,夏川椎菜YELLOW)
fripSide(大体ORANGE)
などの振る色が決まっているアーティスト、この曲はこの色!と決まっている曲をやるライブに行く際は買って良いと思います。
5.多機能”大閃光ブレード300”
値段:¥3180(参考価格)
対応色:24色
(RED,WHITE,SAKURA PINK,PINK,PASSION PINK,VIOLET,BLUE,PASTEL BLUE,EMERALD GREEN,GREEN,YELLOW,ORANGE,LIME GREEN, YELLOW GREEN,LIGHT BLUE,LIGHT GREEN,APPLE GREEN,HIYOKO YELLOW,YAMABUKI ORANGE,LIGHT ORANGE,HOT PINK, PEACH, PURPLE,ICE BLUE)多いです。
これだけあれば大半の現場で使えます。
仕様:単4電池×3使用
アイマス | ラ!サ!! | バンドリ |
× | 〇 | 〇 |
所感:大閃光ブレード300は他の商品と比べると少し高いですが、その分色々な機能が搭載されています。まず特筆すべきは持ち手の形。
【画像引用】Amazon.co.jp
他と違い手になじむ形をしているので長時間のライブでも疲れにくい&吹っ飛ばしにくいです。
また、手元にある色替えボタンが地味に便利。他の商品は持ち手の下側にスイッチがあるため若干色替えが難しいのですが、これなら超簡単に色替えができます。さらに、トリガーボタンを押せばお気に入りの色を一発で出せたり、24色の中から使いたい色だけを出せるようにするカラーメモリー登録機能も搭載されていて、まさに制作会社"ルミカ"の技術の塊といったところです。
ただ、多機能な分少し重めで、発光部分(チューブ)が他よりも短いです。重かったらライブ中腕が疲れるのですがどうしたものか...
6.4.2W超高輝度LEDで光れ!"Penla-UO"
値段:¥2980~。単色ペンライトとしては高額。
対応色:1色のみ点灯可能。種類としては、オレンジ、ブルー、イエロー、グリーンがあります。U(ltra)O(range)とは...
仕様:単4電池×4使用
アイマス | ラ!サ!! | バンドリ |
× | 〇 | 〇 |
所感: 単4電池を4本使用している(充電タイプも存在します)だけあって、キンブレなどよりも下図のように段違いに明るいです。
(左から単価¥700の中華ブレード、キンブレX10III Neo、Penla-UOLv3)
また、上に書いたようにPenla-UOは3段階別で光らせることができ、Lv1でキンブレと同程度の光量となる(Lv3で大閃光arc程度。arc極の瞬間最高火力には劣る)ので、普段はLv1,2で、サビなどの高まった時にだけLv3で光る、ということも可能です。それでいて電池の容量がなくなるまで(しかも結構長時間)光量が落ちずに光ってくれるスグレモノ。
後述する折るタイプのケミカルライトのように光りたいけど毎回折るタイプのものを買うお金はない...という方におすすめの無限UOです。私的に買って良かったと思っている一本です。
一応書いておきますが、このペンライトは"基本的に"レギュレーションに引っかかりません。これよりも遥かに明るいタイプのものが規制されているだけなので、現地で気兼ねすることなく振れます。
7.3WのカラーLEDで光れ!"キングブレードMAX2"
値段:¥2000+tax(参考価格)
対応色:1色のみ点灯可能。
仕様:単4電池×3使用。
アイマス | ラ!サ!! | バンドリ |
× | 〇 | 〇 |
所感:Penla-UOはルミカの商品であるのに対し、こちらはルイファンの商品です。基本的にはキンブレの単色しか出ないが明るいver.といった感じです。Penla-UOは超高輝度白色LEDを採用しているのに対し、こちらは3WのカラーLEDを採用しているので、こちらの方がより綺麗な色が出ます。細かい違いですが、実際には超高輝度LEDとカラーパワーLEDとではかなり違いが出ます(Penla-UOは先端から少し漏れる光が白い)。明るさは同レベルか少しこちらの方が暗いですが、発色は良いので好きな方を選ぶとよいでしょう。4段階で光量を変更可能。
8?純正ブレード
値段:物によるが、¥1100~¥4500が相場。ラブライブは高すぎ。
対応色:公式が出しているだけあって各キャラのイメージカラーを出せる。単色のみだったり全キャラ分対応など様々。
仕様:様々。
アイマス | ラ!サ!! | バンドリ |
◎ | ◎ | ◎ |
所感:一応載せます。困ったらコレ。見ての通り、スティック状でなく星型だったりと形も様々。現場では記念品感覚で買う人も多く、ライブ中最も使用率が高いと思われる。故に色がおかしくて浮いてしまう心配はなくなる(それ以前にそんな心配はご無用。色の雰囲気が合っていれば誰も気にしないので)。なお、お値段も高い。ちなみに、ほとんどの商品が実売されているペンライトと型が同じで、選べる色が制限されて、持ち手に少し印刷がされたものと考えて良いです。
ここまで電池式のペンライトを紹介してきましたが、最後に化学発光式のケミカルライトを紹介して終わります。
9.ケミカルライト
今まで紹介してきたものと異なり、スティックを折って中のガラス管を割ることで入っている二(?)種類の薬品を混ぜ合わせた際に生じる化学発光を楽しむものです。オタク界隈ではUO(ユーオー)と呼ばれています。詳しい歴史は割愛しますが、UOといったらこれらの折るタイプのものを指していると思ってください。
色々な種類がありますが、基本的に近年折られているのはルミカライトの”大閃光”シリーズです。その中でも
やんわりと15分程度光る(公式発表)とされる大閃光arcと、3分程度(公式発表)しか光らないが、上よりも遥かに明るく輝く
大閃光arc極(オレンジのみ)が主流です。
また、ドン・キホーテ限定販売で30秒~1分だけ超強烈に光る大閃光arc極DXも存在します。通販では買えないのでドンキに行って購入してください。おそらくどこでも入手できます。
個人的に、UOはサビなどで高まった時にのみ折るので、発光時間が短くても良いので極DXを推奨しますが、1曲通しで使いたい場合(ex.アイマス全体曲など)は3分以上もつ大閃光arc極を使用するとよいでしょう。いずれも眩しいくらいに光るのは負った直後の数秒だけなんですけどね()
ダイソーで激しく光る棒なんてのも売っていますが、大閃光をAmazonで25本セットで買えば単価はほとんど変わらなくなる(安くなることもある)ので、基本的には大閃光を買うとよいでしょう。
以上で紹介を終わります。
結局どれを買えばいいんだ!
ということでここでまとめを再掲します。気になるものは見つかりましたか?
プロデューサー以外はキンブレ各種。安く済ませたいなら中華ブレード。
ボタン電池しか使えないプロデューサーはMIX PENLa PROまたはキンブレONE1R,ONE1RB。ボタン電池式のキンブレiLiteを買っても良いが、公式ペンライトと中身は同じなのでどうせなら担当のものを。
こんな感じです。
ルールを守って楽しく応援しましょう。
どうでもいいんですけど、サイリウム(=サイリューム=cyalume)って株式会社ルミカの登録商標で、ケミカルライトと呼ぶのが正しいんですよね。
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